天から舞い降りた赤ちゃん


「育てないとは言ってないし、輝がどう思ってるのか知りたかったの。
その少女だけが」


言葉を濁らすように、言葉を止めた途端に


「うぎゃぁ  うぎゃぁ」

歩ちゃんが泣き出して、輝と顔を見合せて、歩ちゃんがいるベットに向かった。


言いたくない言葉を残して、



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