☆☆☆(仮)
誰かいい人いないかな?


この大会で見つけたいな~


ふと、試合中のコートをみた。


あっ、あの人かっこいい!


それは、M中の4番だった。


なんか、一目惚れみたい。


本気じゃないけど、かっこいい。


「ねぇ、佳珠。あの人かっこよくない?」


そういって、あの人を指差した。


「そぉう?渉のほうがかっこいいよ☆」


興奮しながら佳珠が言った。


「はいはい」



あの時は気づかなかった。


自分の気持ちに。


知らなかった。


一目ぼれのすごさを。
< 6 / 11 >

この作品をシェア

pagetop