先生!?

「はぁ?あいつが白崎か?」

「あ、うん…。じゃあ、後は大丈夫だから、バイバイ?」

「おい!てめぇ、誰と一緒だった!」

関係ないじゃん!

「水嶋先生だけど!?それがどうしたの?」

もぉ、まぢで、カッチーンって来る!

「誰に口きいてんの?」

完璧きれてるよね?

わ!手が上がってるし

「キャッ!」

あたしは、怖くてギュッって目を閉じた
あれ?

パンチがこない

あたしはそっと目を開けた。

そしたら、水嶋先生が白崎の拳を握ってた。

「白崎!俺の生徒に手を出すなんて、いい度胸してんなぁ!」

先生、今の顔まぢ怖い!

鬼発見って感じだよ?

「はぁ?てめぇの生徒だろうが、マナは俺の物だ!てめぇには関係ねぇ。」

あれ?どっちも切れてるし。

「マナは物なんかじゃねぇよ。それに、俺の大事な大事な奴だ!マナ、お前はもう家の中に入りなさい。」

え?先生、いま。マナって言った?

下の名前よんだ?

しかも、先生にとって大事な奴になれたの、あたし?

「はい…。先生?ケガ、しないでね?」

「おう!じゃあな。また明日~。」



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