先生!?
あの日から、もう3ヶ月がたった。

先生とは、一度も目を合わせてないし、話してもいない。

この3ヶ月、ただ、時間だけが過ぎた…。

あたしは、避けようとは思わないけど。体が無意識のうちに動いちゃう…先生と逆の方に。

先生は何もなかったように、毎日楽しそうだよね。どうして、そんなに楽しめるの?

「まーな!」

カナだ!最近は、頭がボーッてっする。

「またやせたじゃん!元気ないけど、なんか。。。最近おかしいよ、まな…


いつもごまかしてばっかりのあたし。

「ごまかさないで…。まなが壊れちゃうよ…」



カナはだんだん涙目になってきた。

「ごめんね?でも、大丈夫だ…」

言おうとしたら、いきなり体の力が抜けた。

視界がボヤケて、体が重い…。


< 16 / 28 >

この作品をシェア

pagetop