先生!?
先生
「なんで?マナはどうしたんですか?なおしてください!!」
意味分かんねえよ!
「大変言いにくいのですが、マナさんは記憶を失っています。原因は、ストレスや、何かのダメージです。マナさんは、かなり体重が軽いです。軽すぎです。あの体で、ストレスがあれば、その可能性が非常にたかいです。」
「そうですか…。俺がその記憶をなくさせたんです…、多分。」
そうだよ…、俺、取り返しのつかない事してた…。
「はい?どうしてですか?」
「それは…、あいつに告られたんです。でも…、俺はそれに答えられなかった。」
後悔…
「嫌いなんですか?」
そんな分けねえよ!
「いいえ…。あいつが、俺の生徒だから…。俺もあいつが好きだ。でも、もし付き合ってバレたら、あいつの将来を失う…。俺はどうなってもいいけど、あいつの将来は、なくしたくない…。」
俺は、あの時どうしてたら正解だった?
「あのー…、今記憶を戻してあげられるのは、あなたしか居ないと思います。家族ではなく、親友でもなく、あなたしかいないと思います!ココからは、私の推測ですが、あなたに告白してから、どんどん暗くなった。つまり、あまりにもショックだったんでしょう。それほど、あなたの存在は大きかったんでしょう。だから、あなたも彼女と一緒に頑張ってください!私にはその記憶はもどせないのです!あなたの力も必要なんです!!」
俺、前に進めるかな?
マナ、本当ゴメン!これからは、俺一人できめない。
それに、償いの気持ちも込めて、君の記憶をもどします!
「はい、分かりました!」
俺が、マナの記憶を取り戻させてやる!
絶対に、絶対に何が何でも!
「あ、でも、自然に思い出さないと。彼女が思い出そうとすると、多分頭が痛くなると思いますので」
頭が痛くなる?
じゃあ、どうやって…。
まぁ、一緒に生活しているうちに、思い出すか!
「あんたがマナの先生か?」
あぁ!?
誰だ?俺、お前と初めて会ったよな。。。