あなたは執事
ふらふらしながら部屋に入ると不意に背後から口を塞がれた
液体を含んだ布をつけられそのまま深い闇の世界へと墜ちていった

















紅茶の用意を終えたエノクはカノンの部屋に行きノックをした


コンコン・・・・




「・・・・・・」




おかしい、返事がない
寝ているのか?




そう思いドアを開けると



どこにもカノンの姿がない



「さあ、お嬢様はどこに行ったのか」


紅茶が冷めてしまうではないか・・・
















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