あなたは執事
そのときから気付いていた
誰かから銃口を向けられていることを



「さて、いつ仕掛けてくるのか・・・
待つのは嫌いだ・・・」







エノクの心配をよそに、銃口から弾丸が発射された
それは窓ガラスを突き破り
エノクの顔めがけて一直線に飛んでくる



しかし、エノクはそれを嘲笑い



長い綺麗な人差し指と中指ではさんで受け止めた



その光景を見た襲撃者はひどく動揺し屋敷から出て行こうとした
逃がすものか・・・





でもそのまま捕まえるのは惜しい・・・・






少し遊んでもいいですよね?
















お嬢様?





















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