あなたは執事
カノンは意識が朦朧とする中で目を覚ました


「んっ・・・」



その声に反応した
自分を誘拐した真犯人が振り向いた




「やあ、カノンちゃん
ご機嫌いかがかな?」







その人物を見たとたんカノンは凍りついた






「ハ・・・・ハンズ」





「覚えててくれたんだあ
よかった、よかった」





殴りかかろうとしたけれど体が鎖でつながれている



後ろ手首と、足と、胴体

ほどこうっていったって無理だろう・・・








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