あなたは執事
火事の2週間前
いきなり祖父が私を呼んだ


「カノン、お前もそろそろ専属の執事をつけようと思う」


私は驚いた
だってうちにはたくさん執事がいるし
特別に世話をしてくれる人だっているから


「おじい様、何で今そんな話?
うちにはたくさん執事がいるでしょう?」


祖父に問いてみると

「うん・・・それもそうだがな
カノンには特別な執事じゃよ」




特別?

どういうことだろうか??




「きっとカノンはこれから身が切られるような大変な事が
たくさんあるじゃろう。
しかし、きっとこいつは助けてくれる
お前を守ってくれる



命を懸けて・・・・」




「そんなにおじい様がおっしゃるなら
紹介してくださいな」



祖父はにっこりして



「カノンならそういってくれると思った

さあ、入りなさい」










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