「Duck and Swan」



〔ガラッ〕


あのままボーっとしてても無意味なので、
ひとまず教室に入ることにした。


「なんだよ、策ぅ。おっせぇぢゃねーか。トイレか?」



話しかけたよっしーを見ると、
隣に1人、知らない男子がいた。


背が高く、茶髪で、
ところどころヘアピンをしている。


よっしーはもう友達を作ったみたいだ。


「よっしー、この人は?」


よっしーではなく、自分から自己紹介を始めた。


< 8 / 11 >

この作品をシェア

pagetop