飛べない羽根

時折わたしがふらふらと、

消えても戻ってきたときは

また受け入れてくれるひと


そんなひとたちがいることを

わかっているから、

わたしも好きに

あちこち彷徨えるのかもね


わたしは臆病者だから


自由でいたいと思うのに、

合わせて笑っていることも

ひとりで過ごしていることも

出来ずに選択さえせずに


今の居心地いい空間に、

ただ身を委ねているだけで。

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