【短編】好きでした。
眠れない、夜
「じゃあな、朝比奈。」
「さようなら、先輩……………」
軽やかに走る先輩は、あたしに手を振りながら、帰っていった。
坂下先輩だよね?
やっぱ。
あたし、どうすればいいんだろ。
「さようなら、先輩……………」
軽やかに走る先輩は、あたしに手を振りながら、帰っていった。
坂下先輩だよね?
やっぱ。
あたし、どうすればいいんだろ。