【短編】好きでした。
眠れない。
目を閉じたって、眠れない。
どうして?
あたしが坂下先輩だったら………
♪〜♪♪〜♪〜
携帯がなる。
「メール?」
ぱかっと携帯をあける。
「美奈からだ。」
美奈はあたしの親友。
美奈はあたしを応援してくれる。
“明日だね!!頑張って。応援してるから。”
ありがとう、美奈。
“頑張るね。”
一言だけ、美奈に送った。
目をとじても、
あけても…………
先輩の顔がうかぶ。