短小説
空気のような存在
空気のような存在の彼が私にはいる。
物静かで…いるんだかいないんだか解からない彼。
「存在感がないよね」
って言ったら、
「…失礼だね。
存在感がないって、僕は存在してるわけだから。
…空気みたいでしょ?」
彼はいい事言ってる感を出していた。
そうだ、彼は空気のような存在だ。
私はうなずいた。
「つまり、なくてはならない存在なわけだよ。
空気なきゃ死んじゃうでしょ?」
って私を後ろから抱きしめ、甘くささやいた。
なるほど、その通り!!
私にはなくてはならない存在だわ。
完
*上目~
…何かまとまりのないお話で申し訳ないです。
イチャイチャな恋人の物語りにしたかったわけですよ、アハハ。
2009,1,8の分9日