短小説
恋した瞬間
いつも行くコンビニエンスストアー。
アルバイトであろう…愛想のない定員。
帰ろうとしたら外は雨がシトシト降っていた。
「…ついていない」
落ち込む、さっきまで晴れていたのに。
そりゃ~曇りだったけど、天気予報は何も言っていなかった。
「うわぁ~雨じゃん。
ハイ、カサあげるよ」
愛想のない定員は出入り口で立ち止まっている私の様子を見に来た。
そして、カサのない私に自分のであろうビニールカサを差し出した。
びっくりした。
「あ、有り難うございます」
「い~え!!」
なんて、素直なかわいい笑顔なんだろう。
恋した瞬間だ。
明日もまた、コンビニへ向かう。
完
*上目~
ギャップ!!
無愛想な彼が笑顔でカサをくれた、そんなギャップに女はほれたのです。
恋した瞬間です。
2009,1,10の分12日