短小説
のりを歯につけて
どうしよう…。
目の前の彼女、笑うたびに見えるんだ、歯についた青のりが…。
そう、タイトル通りのりを歯につけて笑う彼女。
教える?
なんか変な空気にならない?
教えて、彼女僕を嫌いにならない?
教えない?
たえられないよ、彼女が微笑むたび僕はツボinで大爆笑だよ。
今、めっちゃ笑いをこらえてるよ。
辛いくらいこらえているよ。
よし!!言っちゃお。
「のり子…のり子って!!」
彼女の名前はのり子。
いつも呼んでるのに、のりをつけたのり子って。
文字が頭に浮かんで、なんか面白くってツッコミな感じで大爆笑してしまった。
そして、彼女は去って行った。
のり…気をつけなはれや。
完
*上目~
時々なんでも面白い時があります。
彼もこの時、なんでも面白かったのでしょう。
2009,1,25の分26日