短小説
また、いつか
どうしても別れなければならなかった。
お互いの目標のため。
お互いの夢のため。
お互いの互いを想う愛のため。
「今まで有り難う」
これで別れる。
「泣かないって決めたでしょ?」
泣く彼女に優しくハグする彼氏。
別れることは二人で決めたこと。
別れることは二人で納得したこと。
けど、やっぱり嫌いで別れるわけじゃないから、彼女は悲しくて泣いた。
「大丈夫だよ。
ちゃんと夢が叶ったらまた、逢おう」
彼女は小さくうなづく。
「また、いつか」
二人は再び逢うまでお別れをした。
完
*上目~
なんかいつもこんなこと描いているようです。
表には出していなくっても下書きでいっぱいこんなの描いています。
悲しいかな~ワンパターンなのです。
2009,1,31