短小説
笑顔
笑顔がステキな君。
私は見ているだけの君のファン。
君が知りたくって君が出てる雑誌を買っては読みまくる。
笑顔がステキ。
記事を読めば読むほど、君を知ったようになる。
けれど、私と君には距離がある。
それを気づくたび悲しくなる。
大好きだけど、大嫌い。
見たくもない、君は私なんて知らないんでしょ?
……
けど、君の笑顔が見たくなる。
元気になれる。
つられて笑顔になる。
そんな君の笑顔が好きだから、私はファンを辞められない。
君との距離に悩みながら。
君の笑顔で幸せになる。
変な話ねって笑顔になったわ。
完
*上目~
アイドルに入り込みすぎると大変だよね。
恋しても見てるだけしかできないものね。
彼女に贈る言葉は『ファイト!!』です。
2009,1,4の分5日