短小説
喜びのおたけび
「よっしゃ~、ヤッター!!」
こんなにも喜びのおたけびをあげるとは思わなかった・・・。
告白された。
ちょうど付き合っている彼氏もいないからokしたのだ。
彼は私を100%好き。
けど。
私は彼を0%好き。
こんなんでいいのか?
とか思ったけど、まぁ~彼も喜んでいるし。
数日たって私の好きは変わらなかった。
私は冷めていた。
最近の彼からの誘いは全て断ってた。
「どうして?
僕をもっと知ってほしい。
それから別れを決めてほしい」
彼は強く私の肩をつかんだ。
彼と私は違いすぎる。
彼は熱く、私は冷めている。
彼は火、私は水のようだ。
となると、水の方が強い。
火なんかすぐに消してしまう。
火である彼の心は水である私で消されてしまう。
そのうち、私はいらなくなる。