短小説
ろうそくの火を見つめて
ろうそくの火を見つめて数える。
「1,2,3・・・22」
燃え上がるケーキ。
色とりどりのろうそく。
私の年齢22本あって、ケーキはろうそくのささりすぎでキレイなデコレーションは失った。
「ハッピーバースディ……私♪」
フーと息を吐いてろうそくの火を消す。
私が生まれた偉大な日。
一人でお祝いを上げる。
悲しい女のつら過ぎる一日。
完
*上目~
恐ろしいほど悲しいですね。
親がいなければ私、この子を同じになっていたでしょう。
この子はこれを気に男を捜すでしょう!!
一人は淋しいと知っているから。
2009,2,12の分19日