恋人つなぎ

+。いきなり友達。+

まさか、いきなり友達になろう宣告されるとは思わなかった。でも、うれしかったのはた

しか・・・。




　　　　　　でも、みんな吉岡くんをいじめてたんだよね・・・・。はんとうは、そんな

人たちと仲良くなんてしたくない。でも・・・・。仲間にならなかったら、こんどはあた

しがいじめられる・・・。




「イジメラレルナンテゼッタイイヤダ!!ドウシタライイ??」




「う・・・ん。いいよ・・・。」

最低だあたし・・・。まさか、自分を守るために友達になるなんて・・・。

「マジ!?」

「あたしもなって!!」

「あっずりぃー!!おれも♪」

「うん・・・。よろしくね・・・。」

もう・・・。いやだよぉ・・・。




「そういえばさぁ。こいつどうする??」

女の子が吉岡くんをゆびさしていった。

っ・・・。もう、やめて・・・。こんなことやめようよ・・・。



「ねぇ。もうや・・・。」

あたしがやめようと、いいそうになった時だった・・・。


ガラガラガラ─────・・・。

「おぃ。ＨＲはじめるぞ。座りなさい。

先生が中に入ってきた。

みんなを止めてくれるかと思っていた。でも、そうじゃなかった。

「おい。吉岡、またいじめられたのか??いじめられたくなかったら、もっとつよくなれ

よ!!よし、それじゃあＨＲはじめるぞ。」

びっくりした。先生の行動に。なんで怒んないの?前から知っていたんだ・・・。吉岡く

んがいじめられていること・・・。それなのに。



　　　　　　
　　　　
　　　　　　この学校、どうかしてる。




「転校生を紹介するぞ。天野　愛海わもうみんな知っているとおもうが、もう一人いるん

だ。出てきなさい。」


ガラガラガラ──────・・・。



　　キャ─────────────!!

教室にいた女子がみんな騒いだ。それもそのはず。だって、こんなに美形なんだもん。

あたしもすっごく夢中になった。


「おいっ!!しずかにしろ。自己紹介をしてくれ。」

「はい・・・。」

その声は、そのこにとっても似合っていた。

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表紙・目次

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