喫茶ノムラへいらっしゃい!
かっちゃんこと山科克樹は、私の幼なじみだ。
お母さん同士が友達で、小さい頃から一緒に遊んでた。
幼稚園の時も小学校の時も中学生になった今でも一緒。
こんなにずっと一緒だったら、兄弟みたいなものだ。
そう思っていた、灯吏に言われるまでは。
夏休みが明けた頃、突然灯吏が、山科君のことが好きなんでしょ、と言い出した。
そんなことはない、って私も最初は言い張っていたけど。
気がつくと、かっちゃんを目で追ってる自分に気がついた。
授業中も、放課後も、いつも……
私はかっちゃんのことが好き?なのかな。
きっと、好きだ。
近すぎて気づけなかったんだ。
この『好き』の気持ちが、恋なのかどうかはわかんないけど。
お母さん同士が友達で、小さい頃から一緒に遊んでた。
幼稚園の時も小学校の時も中学生になった今でも一緒。
こんなにずっと一緒だったら、兄弟みたいなものだ。
そう思っていた、灯吏に言われるまでは。
夏休みが明けた頃、突然灯吏が、山科君のことが好きなんでしょ、と言い出した。
そんなことはない、って私も最初は言い張っていたけど。
気がつくと、かっちゃんを目で追ってる自分に気がついた。
授業中も、放課後も、いつも……
私はかっちゃんのことが好き?なのかな。
きっと、好きだ。
近すぎて気づけなかったんだ。
この『好き』の気持ちが、恋なのかどうかはわかんないけど。