* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
「隠し事されるのはヤダ…。」
「隠すつもりじゃねぇんだけど…。今.言うのはちょっと…。」
「もういい!!陸君なんて大嫌い!!」
果懍が俺の腕から離れて行く。
なんでそうなんだよ…。
家の中に入ろうとする果懍の背中
に俺は叫んだ。
「俺.お前に相応しい男になる様に
頑張るから!!頑張るから…その日
が来たら俺と結婚してくれないか!?」
果懍が俺に背中を向けたまま
立ち止まった。
まだガキの俺の言う事なんて
信じてもらえないか…。
「頑張らなくていい…。
今の陸君のままでいい…。」
「えっ…?」
果懍が俺の胸に飛び込んできた。
「果懍…?」
「頑張らなくていい…。
今のままの陸君がいい…。
もう今.以上に好きになれ
ないもん…。
今でも気持ちが溢れそうなのに…
これ以上好きになれないよ。」
「………。」
「私…陸君のお嫁さんになりたい…。」
「果懍…もう少し俺が大人になったら結婚しよう…。」
「うん。…陸君…大好きだよ。」
「さっき大嫌いって言ってなかったっけ?」
果懍が照れ臭そうに言った。
「宇宙で一番大好き…。」
俺はこの言葉を一生忘れない。
「隠すつもりじゃねぇんだけど…。今.言うのはちょっと…。」
「もういい!!陸君なんて大嫌い!!」
果懍が俺の腕から離れて行く。
なんでそうなんだよ…。
家の中に入ろうとする果懍の背中
に俺は叫んだ。
「俺.お前に相応しい男になる様に
頑張るから!!頑張るから…その日
が来たら俺と結婚してくれないか!?」
果懍が俺に背中を向けたまま
立ち止まった。
まだガキの俺の言う事なんて
信じてもらえないか…。
「頑張らなくていい…。
今の陸君のままでいい…。」
「えっ…?」
果懍が俺の胸に飛び込んできた。
「果懍…?」
「頑張らなくていい…。
今のままの陸君がいい…。
もう今.以上に好きになれ
ないもん…。
今でも気持ちが溢れそうなのに…
これ以上好きになれないよ。」
「………。」
「私…陸君のお嫁さんになりたい…。」
「果懍…もう少し俺が大人になったら結婚しよう…。」
「うん。…陸君…大好きだよ。」
「さっき大嫌いって言ってなかったっけ?」
果懍が照れ臭そうに言った。
「宇宙で一番大好き…。」
俺はこの言葉を一生忘れない。