* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
拓海君から電話を切られた…。


すぐに掛け直しても拓海君は出ない。


クソッ…。


どう言う事なんだよ…。


「果懍がお前に会いたくないって
言ってんだよ…。」


果懍…本当なのか?


俺達.将来も約束したよな?


お前は喜んでくれたんじゃなかったのかよ?


俺の勘違いだったのか?


朝まで俺は果懍の家の前から離れ
られずに居た。


想うのは果懍の事ばかり。


「陸君…ギュッってして…。」


果懍の口癖…。


「宇宙で一番大好きだよ…。」


プロポーズの後.お前はそう
言ってくれたよな…。


嘘だったのかよ…。


果懍…お前は今どこに居る?


お前の口から本当の気持ちを
聞きたいんだ…。


俺は諦め切れず果懍にメールを打つ。


-----…-----…----…----…---俺はお前以外の女なんて好きに
なれねぇよ…。好きだって言って
くれたのは嘘だったのか?
-----…-----…----…----…---


すぐに送信する。果懍…俺達これで終わりじゃねぇよな…?


なぁ?…果懍?


お前を信じてていんだよな?


俺はお前の事が好きで仕方ねぇんだよ。


今.一目でいいからお前に会いたい…。
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