* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
授業が終わって俺は果懍の塾が
ある駅へと向かう。
なぜか…横には誠也が居る。
「お前…何で付いて来たの?」
「ん?…陸ちゃんどこに行くのかな?と思って…。(笑)」
「付いて来ても何も楽しい事
なんてねぇぞ…。」
俺にはやらなきゃいけない事がある。
「別にいいよ…家に帰っても
暇だし…。(笑)」
駅前に行き交う車を
注意深く目で追う。
奴らがこの駅周辺に住んでいると
言う保証なんて何もない。
白いワゴン車だってこの世の中
に何百台.いや…何万台と走って
いるだろう…。
もう一つの手掛かりは十字架の指輪…。
俺は白いワゴン車が駅前に停まる
度に声を掛けた。
「すいません。図書館に行くには
どう行けばいいですか?」
図書館なんて行く気もねぇし場所
だって本当は知っている。
相手が行き道を教えてくれている
間に手にはめている物を確認する…。
そんな事を何度も繰り返す。
「陸.何回.同じ事聞いてんの?
俺…もう場所わかったからそんな
に行きてぇんなら連れて行けるけど…。」
「お前さ…俺が本当に図書館
なんて行くと思ってんのかよ…。」
「思ってねぇ…。」
「だろ…。」
ある駅へと向かう。
なぜか…横には誠也が居る。
「お前…何で付いて来たの?」
「ん?…陸ちゃんどこに行くのかな?と思って…。(笑)」
「付いて来ても何も楽しい事
なんてねぇぞ…。」
俺にはやらなきゃいけない事がある。
「別にいいよ…家に帰っても
暇だし…。(笑)」
駅前に行き交う車を
注意深く目で追う。
奴らがこの駅周辺に住んでいると
言う保証なんて何もない。
白いワゴン車だってこの世の中
に何百台.いや…何万台と走って
いるだろう…。
もう一つの手掛かりは十字架の指輪…。
俺は白いワゴン車が駅前に停まる
度に声を掛けた。
「すいません。図書館に行くには
どう行けばいいですか?」
図書館なんて行く気もねぇし場所
だって本当は知っている。
相手が行き道を教えてくれている
間に手にはめている物を確認する…。
そんな事を何度も繰り返す。
「陸.何回.同じ事聞いてんの?
俺…もう場所わかったからそんな
に行きてぇんなら連れて行けるけど…。」
「お前さ…俺が本当に図書館
なんて行くと思ってんのかよ…。」
「思ってねぇ…。」
「だろ…。」