* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
誠也…本当にお前が居てくれて
良かったよ。


祐輔が死んでから俺とお前は
同じ涙をたくさん流したよな…。


そんな時.俺はお前に何度助け
られたかわからない。


俺は少しでもお前に何かをして
あげれてたかな?


誠也…お前の気持ちは痛い程に
伝わったよ…。


お前は最高のツレだよ…。


お前とまたバカやって笑い合える
日を楽しみにしてる。


誠也…俺は後悔なんてしない。
お前なら分かってくれるよな?


少し会えなくなるかもしれない
けど…また必ず会おう。


俺は携帯で時間を確認する。


AM1:35


果懍…お前はもう眠ってるのかな…?


俺はもう…お前の望みを叶えて
やる事は出来ねぇ…。


お前を苦しめた男は俺とお前の
身近に居たんだ…。


近すぎる存在…。


この先…お前は俺と居ると忘れ
たい記憶も俺を見る度に思い出し
てしまうんだ


だから…俺は…別れを選ぶ。


お前の事を真剣に愛している
からこそ別れを選ぶんだ。


果懍…これだけは忘れないでくれ。


俺はこの先もずっとお前以外に
愛せる女は居ないって事を…。


果懍…お前の声が聞きたい。
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