* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
10分程経った時だった…。
叔父さんからは死角になっている
入り口から年配の女の人が迷う事
なく俺達の居る座敷に向かって歩いて来る。
「来た.来た…。
俺.知らぁねぇ…。(笑)」
誠也がその人を見て笑っている。
「あんた!!また誠也に迷惑
掛けて!!何してんのよ!!」
叔母さんは入って来るなり怒鳴り出した。
「か.母ちゃん!!」
母ちゃん!?
「母ちゃんじゃないわよ!!
毎回.毎回!!あんたの酒好きには
みんな迷惑してるのがわか
らないの!!」
誠也が腹を抱えて笑っていた。
「誠也.テメェ…また電話し
やがったな!!」
叔父さんが誠也を睨んでいる。
「何だって!?誠也に文句が
あるなら私が聞くよ!!
さぁ言ってみな!!」
「い.いや…。何でもねぇ…。」
さっきまで豪快に飲んでいた
叔父さんとは別人の様に声まで
小さくなっている。
「誠也いつもごめんね。
あらっ?誠也のお友達?」
叔母さんも今までの鬼の様な
形相から打って変わって人の
良さそうな顔になっていた。
「うん。コイツが前に話してた
陸だよ。明日から来る事に
なったんだ…。…陸この人が
社長の奥さん。優しい叔母さん
だから。(笑)」
叔父さんからは死角になっている
入り口から年配の女の人が迷う事
なく俺達の居る座敷に向かって歩いて来る。
「来た.来た…。
俺.知らぁねぇ…。(笑)」
誠也がその人を見て笑っている。
「あんた!!また誠也に迷惑
掛けて!!何してんのよ!!」
叔母さんは入って来るなり怒鳴り出した。
「か.母ちゃん!!」
母ちゃん!?
「母ちゃんじゃないわよ!!
毎回.毎回!!あんたの酒好きには
みんな迷惑してるのがわか
らないの!!」
誠也が腹を抱えて笑っていた。
「誠也.テメェ…また電話し
やがったな!!」
叔父さんが誠也を睨んでいる。
「何だって!?誠也に文句が
あるなら私が聞くよ!!
さぁ言ってみな!!」
「い.いや…。何でもねぇ…。」
さっきまで豪快に飲んでいた
叔父さんとは別人の様に声まで
小さくなっている。
「誠也いつもごめんね。
あらっ?誠也のお友達?」
叔母さんも今までの鬼の様な
形相から打って変わって人の
良さそうな顔になっていた。
「うん。コイツが前に話してた
陸だよ。明日から来る事に
なったんだ…。…陸この人が
社長の奥さん。優しい叔母さん
だから。(笑)」