* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
ここに居る人達みんなが自分の
仕事に誇りを持ってやっている。


男にとって1番かっこいい
生き方だと思う。


久志さんに付いて俺は必死に
手順を頭に叩き込む。


あっという間に時間が過ぎて
今日の仕事は定時で終わった。


「お疲れさん!!明日も宜しくな。」


社長がみんなに声を掛けていた。


「お疲れっす!!」


俺と誠也が帰ろうとした時だった。


「お疲れ様♪」


また…この女だ。


コイツの名前何て言ったっけ?


「………。」


「あぁ〜また梨華の事無視
するぅ!!陸は梨華の事嫌い?」


はっ?この女.何で俺の名前知ってんだよ?


それに呼び捨てかよ!!


マジうぜぇ…この女。


「なんだよ梨華.今度は陸を
狙ってんのか?
陸はお前みたいな女.相手に
しねぇから諦めろ。」



「誠也には関係無いでしょ!!余計な事ばっかり陸の前で言わないで!!」


「本当の事じゃねぇか。
ホラ.准平が待ってんだろ?
早く行ってやれよ!!」


「わかったわよ!!誠也のバカ!!
陸.また明日ね♪」


「あの女.マジ最悪だな。
准平もアイツのどこが良くて
付き合ってんだろ…。」


誠也が首を捻っている。


俺も不思議だった。
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