* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
「俺に何か用ですか?
今.少し一人になりたくて母にも
帰ってもらった位なんですけど。」
俺は初めてこの兄貴に会った時
からコイツの人を見透かす様な
目が嫌いだった。
今も俺をじっと見据えている。
「身体.動かないんだって?
脳挫傷による後遺症…大変だな。」
「…大事な時期なのに…。
全てアイツのせいなんだ!!」
「お前…それは陸の事
言ってんのかよ?」
「そうですよ。あのバカ以外に
誰が居るんですか!?
アイツのせいで俺はこんな身体に
なってしまったんだ!!
俺はアイツを絶対に許さない!!」
俺の怒りを星野の兄貴は
鼻で笑いながら聞いている。
この野郎…まだ研修医の立場で
人を見下してんじゃねぇぞ…。
「何がおかしいんですか!?」
「いや…自分のした事を棚に
上げてよくそんな事が言えるな
って思って呆れてんだよ。」
「どう意味ですか?
俺が何かあなたにしましたっけ?
さっきから聞いてれば何な
んですか!?
言いたい事があるならハッキリ
言って下さいよ!!」
俺は段々とイライラが
募っていた。
俺は人に見下されるのが
一番嫌いだ。
俺のプライドがそれを許さない。
今.少し一人になりたくて母にも
帰ってもらった位なんですけど。」
俺は初めてこの兄貴に会った時
からコイツの人を見透かす様な
目が嫌いだった。
今も俺をじっと見据えている。
「身体.動かないんだって?
脳挫傷による後遺症…大変だな。」
「…大事な時期なのに…。
全てアイツのせいなんだ!!」
「お前…それは陸の事
言ってんのかよ?」
「そうですよ。あのバカ以外に
誰が居るんですか!?
アイツのせいで俺はこんな身体に
なってしまったんだ!!
俺はアイツを絶対に許さない!!」
俺の怒りを星野の兄貴は
鼻で笑いながら聞いている。
この野郎…まだ研修医の立場で
人を見下してんじゃねぇぞ…。
「何がおかしいんですか!?」
「いや…自分のした事を棚に
上げてよくそんな事が言えるな
って思って呆れてんだよ。」
「どう意味ですか?
俺が何かあなたにしましたっけ?
さっきから聞いてれば何な
んですか!?
言いたい事があるならハッキリ
言って下さいよ!!」
俺は段々とイライラが
募っていた。
俺は人に見下されるのが
一番嫌いだ。
俺のプライドがそれを許さない。