* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
左側の足は張ったように
真っすぐで…手はだらりと
ぶら下がっているだけ。
全ての行動は右側だけで
こなしているようだった。
後遺症…。
俺のせいだ…。
あの日.俺は岳が殺して
やりたい程.憎かった。
あの時は…こんな奴.死ん
でしまえばいいとさえ思っ
たのに…。
現に今でも岳の事を絶対に
許せないと思っている。
でも…あんな姿を見てしまうと
岳への憎しみで一杯の心が折れ
そうになってしまう。
岳はこれからもずっと不自由な
生活を続けて行かなければいけ
ないのか?
来るんじゃなかった…。
やっぱり俺はここに帰って
来るべきじゃ無かったんだ…。
R♪R♪R…♪
お袋からだ…。
「もしもし陸?…今どこ?
着いたならどうして電話く
れなかったの?
玄関の前に置いてあったプ
レゼント…陸でしょ?」
「悪い!!誠也から電話が
あってさ!!
今から遊びに行くんだ!!
時間が無かったんだよ。
とにかく…おめでとう!!
今.運転中だから.また連絡
する。じゃあ!!」
「陸!!ありがとう。
今度ゆっくり帰って来なさいね。」
「…うん。」
お袋ごめん…俺…その家には
もう帰れないよ…。
真っすぐで…手はだらりと
ぶら下がっているだけ。
全ての行動は右側だけで
こなしているようだった。
後遺症…。
俺のせいだ…。
あの日.俺は岳が殺して
やりたい程.憎かった。
あの時は…こんな奴.死ん
でしまえばいいとさえ思っ
たのに…。
現に今でも岳の事を絶対に
許せないと思っている。
でも…あんな姿を見てしまうと
岳への憎しみで一杯の心が折れ
そうになってしまう。
岳はこれからもずっと不自由な
生活を続けて行かなければいけ
ないのか?
来るんじゃなかった…。
やっぱり俺はここに帰って
来るべきじゃ無かったんだ…。
R♪R♪R…♪
お袋からだ…。
「もしもし陸?…今どこ?
着いたならどうして電話く
れなかったの?
玄関の前に置いてあったプ
レゼント…陸でしょ?」
「悪い!!誠也から電話が
あってさ!!
今から遊びに行くんだ!!
時間が無かったんだよ。
とにかく…おめでとう!!
今.運転中だから.また連絡
する。じゃあ!!」
「陸!!ありがとう。
今度ゆっくり帰って来なさいね。」
「…うん。」
お袋ごめん…俺…その家には
もう帰れないよ…。