* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
第24章
次の日.俺は働き出して初めて
会社を休んだ。
頭が割れるように痛い。
行く事が出来ずに電話する
と社長が出て俺は体調不良
を告げる。
「大丈夫なのか!?
仕事の事は気にしなくて
いいからな!!
ゆっくり休んでまた元気
に会社に来いよ!!」
「はい。迷惑掛けてすみません。」
電話を切ると社長が俺を想って
言ってくれた言葉に涙が出て枕に
顔を押し付ける。
今の俺は情けない位に
弱っている事に気付く。
昨日家に戻ってからも
意識も無いのに涙が頬を
伝っていた。
そんな俺を婆ちゃんが心配
そうに見ている。
「陸…。大丈夫かい?」
「えっ?」
「泣いてるじゃないか?」
頬に手を当てると涙が
流れていた。
「大丈夫だよ…。
婆ちゃん.ごちそうさま。
ちょっと疲れてるから俺
もう寝るわ。」
「わかったよ。ゆっくりお休み。」
婆ちゃんはそれ以上何も
聞こうとはしなかった。
昨日の夜から涙を流し続け
寝れずにいた俺に瞼の重み
からか眠気が襲う。
眠って何もかも忘れたい。
このままずっと目が
覚めなければいいのに…。
俺はそう思いながら目を閉じた。
会社を休んだ。
頭が割れるように痛い。
行く事が出来ずに電話する
と社長が出て俺は体調不良
を告げる。
「大丈夫なのか!?
仕事の事は気にしなくて
いいからな!!
ゆっくり休んでまた元気
に会社に来いよ!!」
「はい。迷惑掛けてすみません。」
電話を切ると社長が俺を想って
言ってくれた言葉に涙が出て枕に
顔を押し付ける。
今の俺は情けない位に
弱っている事に気付く。
昨日家に戻ってからも
意識も無いのに涙が頬を
伝っていた。
そんな俺を婆ちゃんが心配
そうに見ている。
「陸…。大丈夫かい?」
「えっ?」
「泣いてるじゃないか?」
頬に手を当てると涙が
流れていた。
「大丈夫だよ…。
婆ちゃん.ごちそうさま。
ちょっと疲れてるから俺
もう寝るわ。」
「わかったよ。ゆっくりお休み。」
婆ちゃんはそれ以上何も
聞こうとはしなかった。
昨日の夜から涙を流し続け
寝れずにいた俺に瞼の重み
からか眠気が襲う。
眠って何もかも忘れたい。
このままずっと目が
覚めなければいいのに…。
俺はそう思いながら目を閉じた。