* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
R♪…R♪
んっ?
耳元で鳴り響く着信音。
頭痛てぇ…。
R♪…R♪…♪
気が付くと俺は携帯を持ったまま
眠ってしまっていた。
「…もしもし…」
出たものの誰からの電話かも
わからずにいる。
「陸か!?…」
拓海君…?
「はい…。」
「お前まだ仕事か?」
「いや…家に居ます。」
「そうか.今からそっち
に行くから待ってろ。
じゃあ後でな…。」
拓海君は俺の返事も聞かずに
電話を切ってしまった。
時計を見て俺は随分と
眠っていた事に気付く。
PM5:20
再び携帯が着信を告げる。
誠也だ。
仕事が終わったんだろう。
「もしもし。」
「もしもし.お前大丈夫なの?
お前が休むなんて…みんな心配
してたんだぞ。」
「ごめん…。明日は必ず行くから。」
「陸…?お前…何かあった?」
「………。」
誠也の鋭い問いに何も
言えなくなってしまう。
「昨日.果凜ちゃんを迎えに
空港に行ったんだろ?
会えたのか…?」
「…会えたよ。でも…遅すぎた。
もう…俺達が元に戻る事は
ねぇんだ。」
「…どう言う事だよ?」
俺は昨日の出来事を
全て誠也に話した。
んっ?
耳元で鳴り響く着信音。
頭痛てぇ…。
R♪…R♪…♪
気が付くと俺は携帯を持ったまま
眠ってしまっていた。
「…もしもし…」
出たものの誰からの電話かも
わからずにいる。
「陸か!?…」
拓海君…?
「はい…。」
「お前まだ仕事か?」
「いや…家に居ます。」
「そうか.今からそっち
に行くから待ってろ。
じゃあ後でな…。」
拓海君は俺の返事も聞かずに
電話を切ってしまった。
時計を見て俺は随分と
眠っていた事に気付く。
PM5:20
再び携帯が着信を告げる。
誠也だ。
仕事が終わったんだろう。
「もしもし。」
「もしもし.お前大丈夫なの?
お前が休むなんて…みんな心配
してたんだぞ。」
「ごめん…。明日は必ず行くから。」
「陸…?お前…何かあった?」
「………。」
誠也の鋭い問いに何も
言えなくなってしまう。
「昨日.果凜ちゃんを迎えに
空港に行ったんだろ?
会えたのか…?」
「…会えたよ。でも…遅すぎた。
もう…俺達が元に戻る事は
ねぇんだ。」
「…どう言う事だよ?」
俺は昨日の出来事を
全て誠也に話した。