* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
ゆっくりと歩いて公園の
中へと入って行く。
携帯で確認すると約束の
時間までは随分とある。
ベンチに座り俺はその手で携帯に
入っているデータBOXを開く…。
BOXの中にはまだ消す事の出来
ない果凜との画像が残っていた。
再会したあの日…最後まで
笑顔を見せてくれなかった
果凜がこの中では笑ってる。
俺達は頬を合わせながら
ピッタリと寄り添い幸せ
そうに笑ってるんだ…。
何度.削除しようと
思ったかわからない。
でも…俺は待ち受けにしていた
この画像をBOXに移動させる事
しか出来なかった。
未練がましいとわかってい
ても俺には消す事が出来な
かったんだ…。
今.果凜は幸せにな日々を
送っているだろう…。
当たり前の様に俺の横に居て…
寄り添う果凜はもう居ない。
今日…岳に会う事で俺の
第二の人生が始まる。
俺にとって今までの全ての事を
リセットする日なのかもしれない。
果凜…今でもお前の笑顔に
しがみついている俺だから
いつまで経っても前に進め
ずにいるのかもな。
俺の指が削除画面を選択する。
-削除しますか?-
-はい-
-いいえ-
答えは…。
中へと入って行く。
携帯で確認すると約束の
時間までは随分とある。
ベンチに座り俺はその手で携帯に
入っているデータBOXを開く…。
BOXの中にはまだ消す事の出来
ない果凜との画像が残っていた。
再会したあの日…最後まで
笑顔を見せてくれなかった
果凜がこの中では笑ってる。
俺達は頬を合わせながら
ピッタリと寄り添い幸せ
そうに笑ってるんだ…。
何度.削除しようと
思ったかわからない。
でも…俺は待ち受けにしていた
この画像をBOXに移動させる事
しか出来なかった。
未練がましいとわかってい
ても俺には消す事が出来な
かったんだ…。
今.果凜は幸せにな日々を
送っているだろう…。
当たり前の様に俺の横に居て…
寄り添う果凜はもう居ない。
今日…岳に会う事で俺の
第二の人生が始まる。
俺にとって今までの全ての事を
リセットする日なのかもしれない。
果凜…今でもお前の笑顔に
しがみついている俺だから
いつまで経っても前に進め
ずにいるのかもな。
俺の指が削除画面を選択する。
-削除しますか?-
-はい-
-いいえ-
答えは…。