* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
部屋に戻って携帯を開く。
岳が現れた事でデータBoxの
中の答えを出せないでいた。
-削除しますか?-
-はい-
-いいえ-
「諦めるのかい?
想い続けてたら
叶うかもしれないよ。」
婆ちゃんの言葉が頭を過ぎる。
「婆ちゃん…もう無理だよ。」
全ての事をリセット
しなきゃいけないんだ。
この笑顔にもさよなら
しなきゃ…。
いつまで経っても俺は
前には進めない…。
俺の指が新たな人生の
スタートを切る。
-はい-
「削除中」の文字が点滅する。
いつまでも色褪せる事.無く
俺を支え続けてくれた果凜の
笑顔が一瞬にして消えていく…。
-削除しました-
果凜…。
俺…少しずつ前に進むよ。
まだスタートラインを
切ったばかりの俺だけど
自分のペースでゆっくりと
前に進もうと思う。
後ろを振り返らずに…。
でも…過去に星野 果凜と言う
俺が初めて愛した女が居た事だけ
は決して忘れない…。
果凜…今まで本当にありがとう。
岳が現れた事でデータBoxの
中の答えを出せないでいた。
-削除しますか?-
-はい-
-いいえ-
「諦めるのかい?
想い続けてたら
叶うかもしれないよ。」
婆ちゃんの言葉が頭を過ぎる。
「婆ちゃん…もう無理だよ。」
全ての事をリセット
しなきゃいけないんだ。
この笑顔にもさよなら
しなきゃ…。
いつまで経っても俺は
前には進めない…。
俺の指が新たな人生の
スタートを切る。
-はい-
「削除中」の文字が点滅する。
いつまでも色褪せる事.無く
俺を支え続けてくれた果凜の
笑顔が一瞬にして消えていく…。
-削除しました-
果凜…。
俺…少しずつ前に進むよ。
まだスタートラインを
切ったばかりの俺だけど
自分のペースでゆっくりと
前に進もうと思う。
後ろを振り返らずに…。
でも…過去に星野 果凜と言う
俺が初めて愛した女が居た事だけ
は決して忘れない…。
果凜…今まで本当にありがとう。