* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
美咲に全てを話した夜から
一週間が過ぎようとしていた。
-二度と顔も見たくない。-
美咲の言葉が頭の中で
渦巻いていた。
俺はリハビリにも行かず
学校と家を往復するだけ
の毎日。
人を好きになる事で相手を
傷付ける事しか出来ない俺
は恋なんてしてはいけなか
ったのかもしれない。
自分が犯してしまった罪
の代償がこれなんだ。
今なら…陸が星野の事で
俺を殺したい程憎かった
気持ちがわかる様な気が
する。
ただ一人の女の為に自分の
人生までも変えてしまった
陸を俺はバカな奴だと思っ
ていたのに…。
もし美咲が同じ目に合って
しまったら…
そう考えるだけでおかしく
なりそうになる俺が居た。
「岳ちゃん!!」
学校が終わって電車に
乗ろうとした時だった。
聞き覚えのある声が
俺を呼んでいる。
「山崎のおばちゃん!!
こんな所でどうしたの?」
「娘ん家に行った帰りなんだよ。
岳ちゃんこそ…?」
「学校の帰りなんだ…。」
「勉強忙しいのかい?
いや.最近リハビリ来ないからさ
美咲ちゃん寂しそうだよ。
ずっと元気が無くてね…。
時間がある時に顔見せに
行ってあげなよ。(笑)」
一週間が過ぎようとしていた。
-二度と顔も見たくない。-
美咲の言葉が頭の中で
渦巻いていた。
俺はリハビリにも行かず
学校と家を往復するだけ
の毎日。
人を好きになる事で相手を
傷付ける事しか出来ない俺
は恋なんてしてはいけなか
ったのかもしれない。
自分が犯してしまった罪
の代償がこれなんだ。
今なら…陸が星野の事で
俺を殺したい程憎かった
気持ちがわかる様な気が
する。
ただ一人の女の為に自分の
人生までも変えてしまった
陸を俺はバカな奴だと思っ
ていたのに…。
もし美咲が同じ目に合って
しまったら…
そう考えるだけでおかしく
なりそうになる俺が居た。
「岳ちゃん!!」
学校が終わって電車に
乗ろうとした時だった。
聞き覚えのある声が
俺を呼んでいる。
「山崎のおばちゃん!!
こんな所でどうしたの?」
「娘ん家に行った帰りなんだよ。
岳ちゃんこそ…?」
「学校の帰りなんだ…。」
「勉強忙しいのかい?
いや.最近リハビリ来ないからさ
美咲ちゃん寂しそうだよ。
ずっと元気が無くてね…。
時間がある時に顔見せに
行ってあげなよ。(笑)」