* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
思いがけない形であの男と
再会し衝撃の事実を知って
以来.俺は何かやり切れない
気持ちでいた。
2年前に振り切った筈の
果凜への想い。
心の奥底でそれはまだ
存在していた事を俺は
知っている。
果凜の幸せを願って諦めた想い。
果凜が幸せになる事で俺の想いは
永遠に封印される筈だった。
なのに…。
「陸…俺.結婚が決まったんだ。」
岳から突然の電話報告。
曇っていた俺の気持ちに
岳が陽射しを注いでくれた。
「良かったな!!おめでとう!!」
「ありがとう。」
本当に良かったと思う。
岳を支えてくれた美咲ちゃんとは
俺も何度か顔を合わしている。
美咲ちゃんを初めて紹介して
くれた時の岳は顔を真っ赤に
して照れてたっけ…。
「初めまして…川嶋美咲です。」
岳の後ろに立ち.恥ずかしそうに
挨拶してくれた彼女。
「初めまして。岳の弟の陸です。
兄貴がいつもお世話になってます。(笑)」
岳が一瞬.俺を見る。
バーカ…何.驚いてんだよ。
お前は俺のたった
1人の兄貴だろ?
「岳君…良かったね…。」
俺は彼女の言葉に色々な思
いを抱えて2人が過ごして
きた事を知った。
再会し衝撃の事実を知って
以来.俺は何かやり切れない
気持ちでいた。
2年前に振り切った筈の
果凜への想い。
心の奥底でそれはまだ
存在していた事を俺は
知っている。
果凜の幸せを願って諦めた想い。
果凜が幸せになる事で俺の想いは
永遠に封印される筈だった。
なのに…。
「陸…俺.結婚が決まったんだ。」
岳から突然の電話報告。
曇っていた俺の気持ちに
岳が陽射しを注いでくれた。
「良かったな!!おめでとう!!」
「ありがとう。」
本当に良かったと思う。
岳を支えてくれた美咲ちゃんとは
俺も何度か顔を合わしている。
美咲ちゃんを初めて紹介して
くれた時の岳は顔を真っ赤に
して照れてたっけ…。
「初めまして…川嶋美咲です。」
岳の後ろに立ち.恥ずかしそうに
挨拶してくれた彼女。
「初めまして。岳の弟の陸です。
兄貴がいつもお世話になってます。(笑)」
岳が一瞬.俺を見る。
バーカ…何.驚いてんだよ。
お前は俺のたった
1人の兄貴だろ?
「岳君…良かったね…。」
俺は彼女の言葉に色々な思
いを抱えて2人が過ごして
きた事を知った。