* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
今…俺は星野さんから指定
された店に居る。
星野総合病院の近くの
割烹料理屋…。
俺が名前を告げると
奥の個室に通された。
もうすぐ約束の時間…。
心臓が飛び出しそうな位に
ドキドキしている。
「さすがお兄ちゃんだね♪
日本料理.食べたかったんだ♪」
「だろ。(笑)この店の料理は
全部旨いから楽しみにしてろ。」
来た…。
少し大人びた星野の声。
7年振りに会う星野は俺を
受け入れてくれるだろうか…。
襖が開く…俺は一瞬
ギユッと目を閉じた。
「よ。待たせたな…果凜
入って来いよ。」
「何?誰か居る…えっ…。」
星野さんの後ろから
顔を出した星野の顔が
強張って行く。
「果凜.コイツがお前に
話しがあるんだとよ。」
「………。」
「星野…俺が星野さんに
会わせて欲しいってお願い
したんだ…。
騙す様な真似してごめん…。」
「果凜…コイツの話しを
聞いてやれよ…。
俺はカウンターで飲んで
待ってるから…。」
「…でも…。」
「一度話す必要があるんじ
ゃないのか。逃げてばっか
りは居られねぇだろ。」
星野さんが出て行く。
された店に居る。
星野総合病院の近くの
割烹料理屋…。
俺が名前を告げると
奥の個室に通された。
もうすぐ約束の時間…。
心臓が飛び出しそうな位に
ドキドキしている。
「さすがお兄ちゃんだね♪
日本料理.食べたかったんだ♪」
「だろ。(笑)この店の料理は
全部旨いから楽しみにしてろ。」
来た…。
少し大人びた星野の声。
7年振りに会う星野は俺を
受け入れてくれるだろうか…。
襖が開く…俺は一瞬
ギユッと目を閉じた。
「よ。待たせたな…果凜
入って来いよ。」
「何?誰か居る…えっ…。」
星野さんの後ろから
顔を出した星野の顔が
強張って行く。
「果凜.コイツがお前に
話しがあるんだとよ。」
「………。」
「星野…俺が星野さんに
会わせて欲しいってお願い
したんだ…。
騙す様な真似してごめん…。」
「果凜…コイツの話しを
聞いてやれよ…。
俺はカウンターで飲んで
待ってるから…。」
「…でも…。」
「一度話す必要があるんじ
ゃないのか。逃げてばっか
りは居られねぇだろ。」
星野さんが出て行く。