* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
「赤ちゃんにもうすぐ会え
ますよ!!前園さん頑張りま
しょうね!!」
果凜は何度も頷き
乱れた呼吸を整える。
手を握ってやる事しか
出来ない自分が歯痒かった。
「ンンン!!!…ンンン!!…ッッ!!」
「…オギャ!!!…オギャ!!!…」
……産まれた…。
「前園さん一人目のお子さ
んは男の子ですよ!!」
「ハァ…ハァ…男の子…」
果凜が産まれたばかり我が子を
愛おしそうに見つめている。
「かわいい…。(笑)」
果凜がこの日初めての
笑顔を見せた…。
…やっと会えた…。
俺の身体が今までに味わった事の
無い位の感動で震え出す。
俺の息子が手足を広げ大きな声で
泣いている…やがてその姿が自
分の涙でぼやけ始めた。
ホッとする暇もなく果凜が
再びイキみ始める。
俺はと言えば涙をこらえる
事が出来ずにいた。
「ンンン!!…ンン…ッッ…!!」
「ヒクッ…果…凜…ヒクッ…頑張れ!!」
果凜の手が俺の手を再び
強く握り締めた時だった。
「…オギャ!!…オギャ!!オギャ!!」
「おめでとう!!よく頑張り
ましたね。
二人目のお子さんは女の子
ですよ。(笑)」
産まれた…。感動の波がとめどなく押し寄せた。
ますよ!!前園さん頑張りま
しょうね!!」
果凜は何度も頷き
乱れた呼吸を整える。
手を握ってやる事しか
出来ない自分が歯痒かった。
「ンンン!!!…ンンン!!…ッッ!!」
「…オギャ!!!…オギャ!!!…」
……産まれた…。
「前園さん一人目のお子さ
んは男の子ですよ!!」
「ハァ…ハァ…男の子…」
果凜が産まれたばかり我が子を
愛おしそうに見つめている。
「かわいい…。(笑)」
果凜がこの日初めての
笑顔を見せた…。
…やっと会えた…。
俺の身体が今までに味わった事の
無い位の感動で震え出す。
俺の息子が手足を広げ大きな声で
泣いている…やがてその姿が自
分の涙でぼやけ始めた。
ホッとする暇もなく果凜が
再びイキみ始める。
俺はと言えば涙をこらえる
事が出来ずにいた。
「ンンン!!…ンン…ッッ…!!」
「ヒクッ…果…凜…ヒクッ…頑張れ!!」
果凜の手が俺の手を再び
強く握り締めた時だった。
「…オギャ!!…オギャ!!オギャ!!」
「おめでとう!!よく頑張り
ましたね。
二人目のお子さんは女の子
ですよ。(笑)」
産まれた…。感動の波がとめどなく押し寄せた。