* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
今はみんなで落ち着いて
飯なんか食えねぇけど…。


俺達は毎日.毎日が幸せで…
笑顔が絶えない。


「ばぁばちゃん毎日ありがとう。
私…ばぁばちゃんが居なかったら
パニックになってるよ。(笑)」


「ひ孫の世話が出来るなんて
婆ちゃんは幸せ者だよ。(笑)」


婆ちゃんはいつも
そう言って笑ってくれる。


果凜の言う通り俺達は本当に
婆ちゃんには感謝しきれない位
に感謝していた。


もし婆ちゃんが居なかったら
果凜からはこんな笑顔は見れ
なかったと思う。


婆ちゃんが居てくれるだけで
俺達は心強かった。


一日の終わり子供達の寝顔を
見ていると本当に心が癒される。


「子供って.どうしてこんなに
可愛いんだろうな…。」


俺が呟くと果凜が横で笑ってる。


「パパ.また目が
ウルウルしてる。(笑)」


「だってさ二人を見てると本当
に可愛くて…。
俺達の子供として産まれて来て
くれてありがとうって思うんだ。」


「うん。そうだね…。」


子供が産まれてから完璧に俺は
誠也に負けない位.涙腺が緩く
なっていた。


あの日も仕事が終わって
駆け付けてくれた誠也は
俺の顔を見た途端に泣い
てたっけ…。(笑)
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