* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
俺達は苦笑いしながら
リビングに入って行く。


「お兄ちゃんは?」


「拓海は昨日から当直。
もうすぐ帰って来るだろう。」


お義父さんは美羽に笑顔を
向けたまま答える。(笑)


「少し見ない内に二人共
大きくなっちやって…♪」


お義母さんも翼に釘付けだ。(笑)


「ミルクもよく飲んでくれるの♪」


「そう♪翼も美羽もお利口
さんねぇ♪」


-ブォーン-ブォーン-


俺と果凜は顔を見合わせる。


拓海君だ…。(笑)


「あっ.美羽…バカなおじさんが
帰って来たよ♪
本当にうるさい車でちゅねぇ♪」


お義父さんの言葉に俺は
笑ってしまった。


程なくして…その

「バカなおじさん」登場。


「おぅ陸.久しぶりだな!!」


「お邪魔してます。(笑)」


「お兄ちゃん.久しぶりだね!!」


「果凜〜久しぶり!!
あれっ?お前少し太った?
あんまりデブってたら陸に
嫌われちやうぞ!!(笑)」


拓海君…それは禁句です。


果凜の顔を見ると
明らかに怒ってる…。


「お兄ちゃん!!!気にしてるん
だから言わないでよ!!」


「怖っ…翼♪美羽♪来てたのか♪
大きくなったなぁ♪」


拓海君がそそくさと
逃げて行った…。(笑)
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