* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
俺は岳の部屋に急ぐ。
-ドンドン-
「岳!!…岳!!起きてんだろ!?」
扉が開く…。
「陸.そんなに慌ててどうしたんだよ?」
「どうしたじゃ無いだろ…。
岳…なんで俺に嘘ついた?」
「嘘?…なんの事だよ?」
岳はわかっている筈だ。
もしかしたら…岳は俺の気持ちも
お見通しなのかもしれない…。
「果懍の事だよ!!
何で来ても居ないのに来たって
嘘つくんだよ!!まさか別れたん
じゃねぇだろうな!?」
「陸…お前さ…俺の女をいつから
呼び捨てにするようになったんだよ?」
今までに見た事の無い岳の顔。
いつもの優しい顔じゃなく俺に
対して憎しみさえ抱いている顔だった。
「それに嘘をついてるのはお前も
同じなんじゃないのか?」
やっぱり岳は俺の嘘を
見抜いていたんだ。
もう岳には隠し切れない…。
「あぁ.そうだよ!!俺は果懍の事が
好きだよ!!あいつも俺の気持ちは
わかってると思う…でも岳の…
お前の女だから諦めようとしてん
だよ!!だから.お前も自分の女な
らちゃんと捕まえとけよ!!」
岳は驚きもせずに俺を見据えたままだった。
俺も今度は岳から目を逸らさない。
-ドンドン-
「岳!!…岳!!起きてんだろ!?」
扉が開く…。
「陸.そんなに慌ててどうしたんだよ?」
「どうしたじゃ無いだろ…。
岳…なんで俺に嘘ついた?」
「嘘?…なんの事だよ?」
岳はわかっている筈だ。
もしかしたら…岳は俺の気持ちも
お見通しなのかもしれない…。
「果懍の事だよ!!
何で来ても居ないのに来たって
嘘つくんだよ!!まさか別れたん
じゃねぇだろうな!?」
「陸…お前さ…俺の女をいつから
呼び捨てにするようになったんだよ?」
今までに見た事の無い岳の顔。
いつもの優しい顔じゃなく俺に
対して憎しみさえ抱いている顔だった。
「それに嘘をついてるのはお前も
同じなんじゃないのか?」
やっぱり岳は俺の嘘を
見抜いていたんだ。
もう岳には隠し切れない…。
「あぁ.そうだよ!!俺は果懍の事が
好きだよ!!あいつも俺の気持ちは
わかってると思う…でも岳の…
お前の女だから諦めようとしてん
だよ!!だから.お前も自分の女な
らちゃんと捕まえとけよ!!」
岳は驚きもせずに俺を見据えたままだった。
俺も今度は岳から目を逸らさない。