* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
「あぁ〜前園ファミリーだぁ!!」


ハァ…なんで休みの日までコイツの
声.聞かなきゃいけないんだよ。


俺とは対象的に嫁さん達は
会えた事を喜んでいる。


「桃ちゃん久しぶりだね♪」


「果凜さん!!本当に
お久しぶりですね♪
今日はどうしたんですか!?」


「実家の帰りなんだけどパパがね
佑輔君に翼と美羽を見せたいって
言ってね…。
私達も今.来た所なの。(笑)」


「えっ!?家も同じです!!
急に誠ちゃんが佑輔に楓花と
優花見せに行くかって…。(笑)」


「俺と陸のテレパシーって
言うやつだよ。
なぁ?陸ちゃ〜ん。(笑)」


「………。」


誠也…俺…お前と同じ事を
考えてた自分が凄く嫌だ…。


俺達はそれぞれの家族を
佑輔に紹介する。


「佑輔…俺また新たにお前と約束
する為に今日ここに来たんだ…。
卒業証書の約束は守れなかった
けど今度は俺…二度と破らない
自信があるんだよ。」


俺はみんなの前で
また新たな佑輔との
約束事を作った。


この約束だけは
必ず守って見せる。


もし…守れなかったとした
ら…俺自身がこの世に居な
いだろうな。


だって…俺は果凜が居なく
なったら生きていけないから…。
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