* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆

余程シヨックだったのか
誠也は一日中テンションが
低いままだった｡


｢ﾊｧ…佑輔怒ってるだろうな…｡｣


｢どうだろうな｡案外お前らしい
って笑ってんじゃねぇの｡｣


｢そうだな…｡俺らしいって言っちゃ俺らしいか…｡(笑)｣


現に俺も思ってたし…まぁ
それが現実になるとは思って
無かったけどな｡(笑)


｢誠也…きっといつかまた
会えるよ｡
だって俺達３人はずっと親
友だろ?(笑)｣


｢……あぁ｡(笑)｣


気持ちの切り替えが出来たのか
それからの誠也はまたいつもの
様にウザイ位に話し出した｡(笑)


まぁ.それがコイツの短所であり
長所なんだろうけど…｡


何だかんだ言ってもやっぱり
コイツが元気だと俺はホッと
するんだ｡


誠也…俺は本当にお前が居な
かったら今頃どうなってたかな?


もしかしたら…こうして
お前と笑い合う事も無かっ
たかもしれないな｡


口には出さねぇけど本当に
お前には感謝しているんだ｡


そんな事を考えていると
誠也と目が合う｡


｢そんなに見つめられると
照れるんだけど｡
言っとくけど俺そんな趣味
ねぇからな｡｣


｢……｡｣


誠也…やっぱお前は
ずっと黙ってろ…｡