* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
もうすぐ駅だ…。


「星野…話しがあるんだ。少しいいかな?」


俺は星野を公園に誘う。


「前園君どうしたの?」


「俺…星野の事が好きだ。
俺と付き合ってくれないか?」


「………。」


星野は何も答えず俯いたまま。


まさか…。


俺は焦る…たくさんの日々を
費やして段階を踏んで来たのに
ここで振られてしまうと今まで
の努力が無駄になってしまう。


「星野…俺じゃダメかな?」


「……本当に私なんかでいいの?」


「俺は星野じゃないとダメなんだよ!!」


俺の本当の気持ち。
俺の未来に星野の無しでは
考えられない…。
星野じゃないとダメなんだ…。


俺の言葉に星野がゆっくりと頷いた。


「ありがとう。大切にするから…。」


星野が顔を上げて笑う。


その顔を見た時.俺は本当に
星野が愛しいと思った。


「あぁ!!緊張した。(笑)
振られたらどうしようかと
思った。(笑)」


「前園君…ありがとう。
嬉しかったよ。」


「うん…。これからも宜しくな。」


今日から星野は俺の女…俺だけの女になった…。


と同時に俺の人生設計図の
1ページが開く。


星野…一生離さないからな。
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