* 唯一無二 * ☆最初で最後の想い☆
「あぁ。でもそのつもりで俺も
岳から果懍を奪ったんだ。
誠也.昨日はありがとな。
お前が居なかったら俺はまだ
自分の気持ちを果懍に伝える事
が出来なかったかもしれない…。」


「えっ。もしかして俺ってお前らの
キューピットちゃん!?」


「……キュ.キューピットってお前…。」


「なぁ.なぁ!!俺の背中に天使の羽.付いてねぇ?」


「付いてるわけねぇだろ!!
やっぱりお前と話してると
頭が痛くなる…。」


「キューピットなのにおかしいな…。」


「………。ハァ…行くぞ。」


俺はちゃんとわかってたんだ。


誠也は俺が気を使わない様に
わざとチャラけている事。


俺は今でに何度コイツに救われただろう…。


誠也…本当にお前が居てくれて
良かったよ…。


「陸…本当に付いてねぇ?」


「何が!?」


「天使の羽だよ。」


「………。」


マジで言ってたのかよ…。


頭痛ぇ…。
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