1秒後の奇跡【超短編】
★
「いらっしゃいませー」
自動ドアが開くと、その瞬間に外の冷たい空気が店内に流れ込んだ。
その瞬間、俺の胸が少しだけ高鳴る。
そう、最近の俺の密かな楽しみ。
仕事帰りだろうか、毎日この時間になるとやって来る客。
折れそうなくらいに華奢な体。
どこか儚げで、でも気は強そうで。
ぶっちゃけ、俺の超タイプってやつ。
いつ頃からだったっけ。
彼女の買う煙草の銘柄を覚えて、それを差し出すと、微笑んでくれるようになったのは。
こんな日に一人って事は、彼氏はいないのだろうか。
そんな事を考えていると、彼女はいつものカフェオレと共に、俺のレジの前に立った。
自動ドアが開くと、その瞬間に外の冷たい空気が店内に流れ込んだ。
その瞬間、俺の胸が少しだけ高鳴る。
そう、最近の俺の密かな楽しみ。
仕事帰りだろうか、毎日この時間になるとやって来る客。
折れそうなくらいに華奢な体。
どこか儚げで、でも気は強そうで。
ぶっちゃけ、俺の超タイプってやつ。
いつ頃からだったっけ。
彼女の買う煙草の銘柄を覚えて、それを差し出すと、微笑んでくれるようになったのは。
こんな日に一人って事は、彼氏はいないのだろうか。
そんな事を考えていると、彼女はいつものカフェオレと共に、俺のレジの前に立った。