星空とミルクティー

―――
――


ガチャ、と音をたてて、扉が開く。

「ただいま」を言わなくなったのは、いつからだったっけ?















「あー…まじ焦った。」


帰宅して早々にシャワーを済ませ、ボフッとベッドに倒れ込んだ。


「茜ちゃん、変に思ったかなぁ…。」


あの誤魔化し方は、少し不自然だったかもしれない。


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