星空とミルクティー
12月31日
「あぁー…2008年も今日で最後、か。」
一人小さく呟きながら、自分の化粧ポーチと、伯母さんの鏡台から借りたものを取り出し、化粧を始める。
化粧品は、普段持ち歩いていないものだけ、伯母さんのものを借りた。
「茜、ケータイ鳴ってるよ。」
鏡の中の自分とにらめっこしていると、客間の扉が開いて。
廊下からひょこっと顔を覗かせた渉は、見覚えのあるケータイをプラプラと揺らしていた。
「え?…あぁ!」
―朝食の用意をしていた時に そのまま置き去りにしていたらしい。
「ありがとう」と言いながら ケータイを受け取り、ディスプレイに並んだ文字を見る。
発信元は、公衆電話。
一人小さく呟きながら、自分の化粧ポーチと、伯母さんの鏡台から借りたものを取り出し、化粧を始める。
化粧品は、普段持ち歩いていないものだけ、伯母さんのものを借りた。
「茜、ケータイ鳴ってるよ。」
鏡の中の自分とにらめっこしていると、客間の扉が開いて。
廊下からひょこっと顔を覗かせた渉は、見覚えのあるケータイをプラプラと揺らしていた。
「え?…あぁ!」
―朝食の用意をしていた時に そのまま置き去りにしていたらしい。
「ありがとう」と言いながら ケータイを受け取り、ディスプレイに並んだ文字を見る。
発信元は、公衆電話。