らびらび

1-3

--*八雲

沙羅...
遅い。
もう授業はじまってるのに。

私は沙羅が心配で仕方がなかった。

こうなったら探しに行くしかない。

「先生。」

「なんだ、橘」

「お腹痛い。」

「は?」

私は先生の元へいって

「多分、生理痛です」

といった。
こうすれば、ほとんどの男教師は
突っ込めない。

「あ、そう。ほ、保健室行って来い...」

よし。

私は教室を出た。
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