銀色の月の華に太陽を

入学式が終わるまで部室で先輩を捕まえておき、終わった瞬間璃乃をすぐさま部室に連れて来た。

「これが横山 璃乃や!んでこちらが部長の二階堂 恭弥や☆」

「あ、はじめまして!璃乃です!ドラムの腕前のほうはよく瑞稀と唯に聞いてます。もし良かったら一緒に…」

こんな璃乃をよそに恭弥は唯と話し出す。

「いや~本当にべっぴんさんだね~。まじ惚れそ。」

「やろ☆俺の目に狂いがあるわけないやろ~っ。」

「ちょっとッッ!!人がせっかく真面目に話してんのに無視するんじゃねーよッッ!!!」

璃乃も2こ上のしかも初対面なのによくこんなに言えると思った…。

「しかも、なかなかの口ぶり…。ますますいぃね。」

「あはは!!せやろッッ☆」

そして恭弥はニヤリと笑い

「おもしろい…聞かせてよお前の歌。」

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